小さな会社の経理担当者の独り言

わたしには夢があった

 

それはなんでも自分一人で出来るスーパーオペレータと呼ばれる事務員になることだった

 

そのような人材になるべく

30人規模の中小企業での一人経理職に就く。

 

しかし、ここを選んだことで、幸か不幸か自分が本当にやりたかった事に気付けた。

 

それは人の心のケアをすることである。

機械の扱いに長けていなくてもいい。

そこで働く人を支えることで、会社の成長を裏側から支える仕事。

そういう仕事がしたいと気付けたのである。

 

察しの良い方ならすでにお気づきかもしれない。

そう、ここは純然たるブラックカンパニーである。

 

この会社では、

 

モラハラ(毎日従業員の人格を否定し、長時間罵倒する。能力が低いから給料は払わないと罵る)

・セクハラ(経営コンサルタントの小山さんに憧れる社長は、自分なら女性社員への卑猥な言葉を発してもセクハラにならないと公言する)

パワハラ(特に社長が従業員を殴ることが茶飯事、加えて専務は従業員に自殺した方がいいと薦める)

・社内営業を徹底させられる(日に2時間程度をこれに割かれる)

 

・・・など、ざっとあげただけでも

ブラックな会社にありがちな内容の枚挙に暇がない。

 

ここではわたしがどのように会社と戦っていたかを綴っていこうと思う。